令和3年度は6組の卒業がありました!

令和3年度は6組の卒業がありました!

一般社団法人Familieschange ふぁみちぇんでは面会交流支援活動をしています。

面会交流とは両親の離婚や別居で離れて暮らす子どもと親が定期的にあったり話したりして交流することです。

面会交流支援とは、本来両親間で連絡を取り合い受け渡しを行う面会交流が、何らかの事情でできない親子を会えるように支援する活動です。

具体的には、両親が顔を合わさないように子どもさんを受け渡しし、交流中は子どもさんを見守ります。

費用も掛かり行動に制限もありますが、それでも支援を使わざるを得ない両親から依頼され、面談の結果受理することができるケースに限り支援します。

不本意ながらの利用も当然あることは承知していますが、「ふぁみちぇんが無かったら面会交流できていません。本当にありがとうございます!」と言葉をかけていただくこともたくさんあるので、支援員たちはそれを励みに活動しています。

 

去年度は6組の卒業がありましたが、活動をはじめ8年目になりますが、これは今までの中では多いと感じています。

支援を使い「こんな感じに約束事を決めてやれば大丈夫。」と思ってくれたり、面会交流で子どもさんが楽しく過ごしていると感じることができ前向きになれたり、支援を使わなくても問題ないと思えれば卒業へと進みます。

また、卒業へのステップを踏む方たちもいます。
見守りを外し自由行動にしたり、支援員とのLINEグループで連絡調整の練習をしたり、支援員の前で両親が顔を合わせあいさつを交わし受け渡しをしたりします。

1時間が2時間になったり2か月に一度が毎月になったりも、両者の同意があれば変更していくこともあります。

 

子どもたちは両親のことをよーく観察しています。
何を考えているのか必死に察しようとしています。

離婚したのですから仲良くなる必要はありません。
しかし、約束をきちんと守れる関係性は必要です。

夫婦という関係は終わったのです。
一旦区切りをつけ、これからは子どもの親同士という関係に変わり子どものために良いと思える行動をとってください。

そこに至る前に面会交流の必要が迫ってきたら、その時は支援を使うという選択肢も入れて考えてください。
私たちでできることはお手伝いします。

共同代表理事 今枝朱美

名古屋の面会交流サポートふぁみちぇんFamiliesChangeファミリーチェンジ離婚後の面会を両親が会うことなく円滑で安全に子供と面会してもらうためのシステムです。