こんにちは、一般社団法人FamiliesChange 今枝朱美です。
面会交流支援ふぁみちぇんのHPのブログにお入りいただきありがとうございます。
ふぁみちぇんでは利用会員のみなさまの状況に合わせ、様々な支援方法を行っています。
*子どもさんがまだ小さく(0~3歳くらい)別居親と一緒に過ごした期間が短いケースでは、一時お預かり託児所はないとさんを使わせていただき、保育士のいる託児所内で面会交流。
*子どもさんが身体を動かしたりたくさんのおもちゃで遊びたいケースではショッピングビル内のプレイランド内で面会交流。
*子どもさんと食事を一緒に食べ施設内で遊びたいケースでは、保育園いちりんなごや園のスペースをお借りしての面会交流。
*アットホームな空間で過ごしたい、おやつを食べたり料理を作ったりもしたいケースはマンションのの1室プライベート支援ルームおむすびで面会交流。
これらの面会交流支援は受け渡し+見守り支援となります。
少しステップアップすると、受け渡しは父母の両者に付き添いしっかりとお願いしたいが面会交流中は見守る必要は無い場合もあります。
もう少し具体的にご説明すると、相手と会ってしまったり姿を見てしまうことは確実に避けたい、待ち伏せやあとを付けられる心配(実際そのようなことは無くてもPTSD、トラウマ、適応障害、不安障害などを抱える方も多い)がまだあるが、親子関係は何の問題もない場合。2時間別居親が心配なく子どもの面倒を見られる、子どもが板挟みになって困るようなことは発言はしない、子どもを連れて行ったまま戻ってこないなどの心配はない場合です。
この場合、指定の場所で受け渡し支援をしたのち2時間は自由行動となりますので、親子だけでランチに行ったり買い物に行ったりできます。
お誕生日の月なので子どもと一緒におもちゃを買いに行ったり、女の子の欲しがる洋服を一緒に選んでプレゼントしたり、名古屋駅で新幹線を見に行き電車好きの子どももパパもとても喜んでいたケースや、子どものリクエストでパパと焼き肉を食べに行ったケースもありました。
父母間で連絡を取り合い自由に面会交流できるようになる「卒業」にはまだまだですが、こつこつ信頼関係を積み重ねてきた結果だと思います。
受け渡し支援のみでランチやお買い物が自由に行けることでさらにお互いの信頼関係が増せば、次は面会交流時間が伸びたり宿泊も可能になるプランもご用意しています。
両者にとって不安や不満があることはよくわかりますが、一度壊れてしまった信頼関係を再構築することはなかなか容易ではないことをご理解くださる方は支援を利用し「卒業」を一緒に目指しましょう。