一般社団法人Families Change ふぁみちぇんです。
親子交流(面会交流)の支援には、受け渡し支援、見守り(付き添い)支援、連絡調整支援などがあります。
その中の「見守り支援」とは、交流中の親子を支援員が見守ることですが、ふぁみちぇんのプライベート支援ルームおむすびでは、1DKのマンションの室内での見守りとなります。
基本親子は洋室で遊び、支援員はふすまを挟んだDKにいますが、キッチンを利用する場合もありますので、ふすまは開けていることも多いです。(トイレ側のふすまは必ず開けたままで、全部閉めきることはありません。)
見守りが必要とされるケースとは、
別居親だけで子どもの面倒をみられるか不安
交流中にどこかに行ってしまい帰って来ないかもしれない
住所学校など秘匿情報を聞かれる
同居親の悪口やそそのかすことを言われる
などが心配される場合です。
この状態を「見張られている」ととらえる場合もありますが、ふぁみちぇん利用の別居親さんたちは、
「見られても聞かれても何も問題ありませんから、同居親が安心するのであればふすま全開でお願いします(笑)。」
といった感じです。
親子の交流を大切にしているので、支援員から参加することはありませんが、4人でしかできないボードゲームに参加したり、クッキーを焼くときにオーブンの使い方を教えながら一緒に作ることもあり、「見張られている」とは程遠い雰囲気です。
もちろん面談時に支援団体の立ち位置や利用に関しての禁止事項、個別の親子交流条件などはしっかりと確認し、理解と同意していただける場合しか受理できませんので、父母の両者が安心して利用していただけていると思います。
回数を重ねるうちに徐々に信頼関係を構築し、近所の公園に出かけたり、見守りなしの支援に移行し連絡調整だけになったりと、徐々に卒業に近づくケースも多くみられます。
「見守り」って、父母子の誰にとっても安心できることなんですよ。
親子交流(面会交流)支援についての相談や見学も有料にはなりますが随時受け付けていますので、お申し込みお待ちしています。
ひとり親支援機関、弁護士、家庭裁判所の方の見学は無料です。