親子交流支援を4歳児でも1年で卒業できました!

親子交流支援を4歳児でも1年で卒業できました!
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一般社団法人Families Change ふぁみちぇんです。

ふぁみちぇんは親子交流支援団体で、離れて暮らす親子の交流が両親だけでは行えないケースにおいて支援をしています。

 

今回は順調に卒業できたケースのご紹介です。

去年の夏4歳での支援開始。
ママはパパと直接顔を合わせることに恐怖心を持っていました。
そして、子どもに対する言葉使いにも高圧的な部分を感じ、二人きりにすることに不安を感じていたため、受け渡し支援だけではなく見守りも希望されました。

プライベート支援ルームを利用して月に1回2時間の受け渡し見守り支援から始めました。
マンションの一室での交流をするにあたり、2名の支援員が受け渡しと見守りをします。
初回を迎える前に、パパは子どもの好きなものをリサーチ。
ふぁみちぇんを通してですが、ママも子どもが今何に興味を持っているか教えてくれました。
初回は子どもが部屋に入るなり、パパが用意した大好きなおもちゃを見て大喜び。
祖母の同伴もありましたが、パパが積極的に子どもに話しかけて遊びます。
大きな声で話しかけないように注意しながら。(^^;)
抱っこする時も「抱っこしてもいいかな?」と子どもに聞いてからにしています。
2回目からも元気に部屋に入って来て、会うことを楽しみにしていた様子。
3回目になるとママと離れる時から「バイバーイ、またね~」と明るく声を掛け合う。

4回目からは至近距離で見守る必要は無いと判断し、プレイランドでの受け渡し見守り支援に変更。
常に両者とも時間とルールを守り、何より子どもに不安な様子が見られず、パパと会うことを楽しみにしている様子がつたわるため、支援員も何も心配することなくほほえましく見守ることができます。
5回、6回目目も同様の支援。
子どもがもっとパパと遊びたい、公園にも行きたいとはなすので、見守りなしのフリープランを検討し始めます。

このケースの特徴としては、パパが何度もふぁみちぇんとの相談予約をし、自分の子どもに対する対応に問題は無いか、子どもの望むことは何だろう、支援方法変更で気を付ける点は何か、先走り過ぎていないだろうか、相手の気持ちを尊重できているだろうか、など積極的に相談してくださるところでした。

7回目から受け渡しを一時預かり託児所で行う「親子交流フリープラン」に変更。
4時間から始め徐々に時間を延ばし、12回目は6時間に。
フリープランでは公園、お家、プール、ファーストフード店など、いろいろなところに遊びに行きました。
その間パパは運動会の参加も叶い、父の日には折り紙のお花のプレゼントももらいました。

緊急事態発生時にはパパとママが直接連絡を取り合うことも可能になりました。

パパが1年かけてママからの信用を得られるよう、子どものことを一番に考えた行動で、こつこつ積み重ねてきた結果だと思います。
ママも不信と不安からのスタートでしたが、子どもの笑顔を信じ前を見て約束を守り一歩一歩進まれました。

支援開始から1年たち、更新のタイミングが来ました。
ママに更新の希望を尋ねたところ
「更新は行わず自分たちで行いたいと思います。」
とお返事をいただきました!!!

卒業決定です。
嬉しいけれど、寂しさも。。。
今後の親子交流で何かありましたらいつでもご相談ください。
また、これからの共同養育についても、迷われたときはいつでもご相談できる体制を整えてお待ちしています。

ふぁみちぇん 共同代表理事 今枝朱美